
まだまだ寒暖差の激しい日々が続きますが、桜の花も見ごろを迎え始めています。春ももうそこまで来ているといった中、大学進学を目指す高校生の皆さんに朗報です。オープンキャンパスが始まりました!ただいま、春のオープンキャンパスが開催されています。またこれから夏にかけてオープンキャンパスが続々と開催されます。
大学のこと、学部のこと、大学生活のこと、などなど、様々な情報が得られるとても貴重な機会です。この機会に是非参加してみてはいかがでしょうか。今回はオープンキャンパスについて少し記載してみたいと思います。
門戸の広いオープンキャンパス
最近のオープンキャンパスはその名の通り、とても門戸が広いものとなっています。高1生でも参加できますし(当塾の学生も高1から参加しています)、保護者同伴でも参加可能です。当然、友達同士で連れ立って行くことも可能です。以前は郊外にキャンパスを構える大学が多かったのですが、最近は街中に戻ってくる傾向にあり、アクセスの良いところにキャンパスを構えている大学も少なくありません。何か用事のついでに参加することも不可能ではありません。また、大学生の日々の胃袋を満たしてくれる学食は学生生活の肝となります。学食を体験できることで、大学生活の一端に触れることができることも魅力のひとつです。少子化の影響もあり、各大学共に益々趣向を凝らした特色あるオープンキャンパスを開催するようになってきていています。肩に力を入れず、気楽にかつ楽しみながら参加できるようになってきているようです。
学部・学科の体験講義に参加しましょう

オープンキャンパスへの参加目的には、志望校選び、大学生活の体験、など様々なものがあるかと思います。確かに志望校選びは大切な目的です。しかし大学は器でしかなく、学びの根幹は所属する学部や学科です。言い換えれば、どの学部や学科に進むのか、これが大学に進学する上でとても重要な要素となります。特に高校生の皆さんですと、学部や学科名を聞いたとしてもピンとこないかも知れません。何を学べるのか、何を教えてくれるのか、と言ったことを知ることが意義あることではないでしょうか。
オープンキャンパスでは実際に学部・学科で展開されている講義内容に触れることができる体験授業に参加できます。このようなものに参加してみることで、学部・学科に対する見方が少なからず変わってきます。さらに興味がわくこともあるでしょうし、逆に興味がなくなることもあるでしょう。私が学んだ農学部は当時でも6学科ありましたが、どの学科に進むかで学ぶことは全く違いました。現在では3学科になったようですが、やはり学科ごとに学ぶ内容は全く異なります。
「百聞は一見に如かず」です。実際に学部・学科の体験講義に参加してみて、皆さんの判断材料としてみることが良いのではないでしょうか。
オープンキャンパスをできる限り活用しよう
「オープンキャンパス」と聞くと、志望校主催のものに参加するもの(すべきもの)と思われている方は多いのではないでしょうか。確かに志望校のものが、それも直近で開催されるのであればそれに越したことはありません。しかし県外の大学の第一志望にされている方はどうでしょうか。最近ではオープンキャンパスをバーチャル開催する大学もありますが、実際に自分の目で確かめて体感する経験とは雲泥の差となります。県外ですと、時間だけでなく、金銭面でも制約が伴います。また国公立大のオープンキャンパスは夏以降の開催がほとんどですから、国公立大を第一志望としている方はそれまで辛抱する必要があります。
学部・学科で学ぶこと・教えてくれることの概要については大差がないと考えて良いと思います。第一志望でない大学でも、自分が進みたいと考えている、または候補としている学部・学科の講義を聴講できるチャンスがあるようでしたら、是非参加してみてはいかがでしょうか。判断材料となる情報を少しでも早く入手できるでしょうから。
最後に
長年企業人として働いてきてみての実感ですが、確かにこれまでは「どの大学を卒業したのか」が重要視され、「何学部を卒業したのか」はほとんど問われてきませんでした。日本の企業ではジェネラリストの育成に主眼が置かれてきましたので、これは当然のことかも知れません。しかしこれからのグローバル社会ではどうでしょうか。アメリカやヨーロッパのようにジェネラリストよりスペシャリストの育成へと変化して行くかも知れません。もしそうであれば、「大学で何を学ぶのか」「何を専攻するのか」は今まで以上に重要になることでしょう。現にいち早くこのような動きをする学生が出始めているようですので。皆さん、是非とも良い選択をしてください。